座談会

夜間部在校生が再進学を決めた理由

九州電気専門学校には全国から様々な学生が集まってきます。初の試みとして電気工学科、夜間部の1年生、2年生の5名の方々に集まっていただき、座談会を開きました。学校側は学生部長(就職支援センター長)と広報部長に参加いただき、おしゃべり好きな広報部長の進行のもと、たびたび脱線しながら笑いありの約2時間、KECを選んだ理由、就職や資格などについてなどリアルな声を聴くことができました。

  • 座談会参加の
    在校生
  • 夜間部2年生

    松中さん


    当時28才 鹿児島県奄美大島出身
    東京に本社を置く大手工事会社に内定しており、4月から東京での生活が始まります。近々結婚される幸せいっぱいの方です。
  • 夜間部2年生

    小室さん


    当時41才 福岡県出身
    九電工グループの新エネルギーを扱う企業に内定しています。電験三種合格者でその資格を生かせる企業への内定が一番の喜びです。
  • 夜間部1年生

    伊藤さん


    当時31才 岐阜県出身
    なぜ福岡に?と疑問は尽きませんが、建築会社で専門に働いていた方で、国家資格にも積極的にチャレンジしている努力家です。
  • 夜間部1年生

    浦岡さん


    当時22才 長崎県出身
    夜間部では年下グループですが、勉強面は負けず劣らずに引っ張っている勉強家で、文系出身でありながら、今年電験2科目合格を果たしたホープです。
  • 夜間部1年生

    平田さん


    当時30才 福岡県出身
    電験の勉強のため毎日昼間から学校へ登校し、他の人達と一緒に頑張っている一人です。様々な歴史をたどり本校での資格取得を目指すことに落ち着いた理由は何でしょうか。
  • インタビュアーの
    講師陣
  • 広報部長

    舩越先生

    福岡県出身

    九電グループ企業一筋の企業マン。本校のPR活動から入学までの導きを後押しする先生です。一言で言えば、話術で何事も乗り切れる、おちゃめなおじさんです。
  • 就職支援センター長兼学生部長

    花澤先生

    山口県出身

    大学の工学部で長い間教鞭をとっていた先生です。めだかをこよなく愛する、笑顔で学生指導に熱い気持ちを持つ先生です。現在、学生部として学生の生活指導からセンター長として学生の希望する企業に内定させるため毎日奮闘しています。

在校生インタビュー

舩越:
自己紹介とこれまで経歴を簡単にお願いします。
花澤:
花澤と申します。出身は山口県、こちらは4年目、その前は九州産業大学にいました。
松中:
夜間2年の松中と申します。ソフトバンク福岡の松中と、よくつかみで言っているんですけど、福岡でしか使えないネタなので、東京では通じないかなと思っているので、向こうに行った時のことはこれから考えて行こうと思っています。
入学する前は営業などの仕事をしていました。今が28才なので、卒業の頃には29才になります。30才までには、電気の世界でやっていきたいなと思って入学しました。
小室:
2年生の小室と申します。入学したときは39才で今年42才になります。就職の履歴としては一番初めに営業をして、その次にフォークリフトのオペレーター、1度電気の学校に通い、電気工事を経て施設管理なりました。その後方向転換をしてこちらの学校にお世話になることになりました。
伊藤:
夜学部の1年生の伊藤と申します。私は岐阜県出身なのですが、これまで専門学校を卒業した後、10年間地元の工務店で建築の方の施工管理業務をしておりました。それで30才の転機を迎えたときに、先のことを考えて建築一本では不安に思っていたところ、電気の保安業務、施工管理業務に興味あったので、九州電気専門学校に入学しました。一から勉強して、電験三種を取りたいなと思っています。ここに入学したのはホームページを見て感じが良かったのと、福岡で新たな生活をしてみたかったからです。
浦岡:
浦岡晋作です。長崎県出身です。高校卒業後、飯塚にある大学に進学したのですが、中退しこちらに入学しました。九州電気専門学校にきた理由は、一つは親戚が建設会社をやっていて、その後ろ盾があったということ。もう一つは就職に有利だということで決めました。今22才で自分が一番若いので、今日は緊張していますが、よろしくお願いします。
平田:
平田裕輝と申します。今年で30才になりました。高校卒業した後に新聞社の奨学金制度を利用して、情報処理の専門学校に進学しました。新聞社の奨学金を借りる際に、仕事をしながら学校に通うということが必要条件になっていたのですが、学業と仕事の両立がちょっと難しくなってきて…(ぶっちゃけ言うと遊んでいたのですが…)、専門学校は中退してしまいました。その後は飲食業や営業などを転々としながらやっていたのですが、手に職をつけないとまずいかなと思い始め、職業訓練校の電気科に入りました。そこで電気工事士の資格を取り、その後、電気工事士だけで食べていくのは厳しいかなと思い、電気主任技術者の勉強をしながら設備管理の仕事をつい最近までしていました。九州電気専門学校には今年の春に入学しました。よろしくお願いします。

再進学した理由および九州電気専門学校を選んだ理由を教えてください。

松中:
きっかけは、父の知り合いがこの学校の夜間出身者で、「電気の職はいい」と言われ、先に弟が入ることになりました。弟と同級生は嫌だったので1年遅れて入学しました。本心から電気じゃないとダメと言うわけでなく、生涯安定した職に就けて稼げる仕事ということで、前職を辞めて再び学生生活に戻りました。
小室:
工事やビル管理の仕事をしていく中で先輩にもっと勉強した方がいいと勧められ、独立を視野に入れて資格の勉強のために入学を決めました。
伊藤:
建築会社に勤めていて建築一本では不安になっていたところ、電気を学べば幅も広がると考え、進学先を模索していました。全国の専門学校へ資料請求し、質問メールをし、HPが一番分かりやすく、実績のある講師陣に学べる点が他より強く感じられたので、入学を決めました。
浦岡:
大学を辞め、電気関係の仕事をしている親戚の勧めも有り、福岡という土地柄もいいと思って本校に決めました。クラスは様々な年齢もいるなか仲が良くて、飲みに行ったりする楽しみもあります。
平田:
他校へ通い、仕事をしながら独学で電験三種を科目合格しましたが、仕事しながら独学することの限界を感じ、勉強だけに専念するため入学しました。1年目は予定通りにいかなかったけど、これから就職を見据えた資格取得に取り組んでいきたいと考えています。
平田:
職業訓練校に来て、なぜこちらに来たのかというと、KECとは教えていることが違うからですね。向こうはあくまで電気工事士に必要な内容しかなく、KECは電気工事士科も電気工学科もあります。電気工学科があるのは九州の専門学校では私の知る限りここしかなかったので、こちらに決めました。
伊藤:
私の場合はホームページで知ってです。まず全国の専門学校から絞っていくと、認定校は全国で5校しかなくて、その中でも九州電気専門学校のHPが動画もあって分かりやすかったのと、90年の歴史のアピール、先生の経験とかを参考にしました。他の学校より、KECの先生の方が経験ありそうだなという気がしました。そういう方に教わりたい、現場の話を聞いてみたいなと思ったので、色々なことを踏まえて決めました。
あと、色んな専門学校に質問を送ったのですが、一番返しが早かったのがここで内容も一番具体的だったことも決め手の一つです。
小室:
自分は、学校のことはあらかたは知っていました。自分が電気の知識がなく、電気の事を全くわかってなかったので、当時の会社の上司の方から、一から勉強した方がよいと、大学と専門学校を紹介されました。そこから電験の勉強をしはじめ、KECに質問に来た時に、花澤先生に会って、来年から来ますと言いました。
浦岡:
九州にこういう電気の学校は鹿児島とここしかなかったので、ここが一番通いやすかったし、博多駅の近くだし、いいかなと思って決めました。
平田:
ネットで調べて、近場の電験の認定校はここしかなかったのでここに来ました。
工業高校の先生よりうちの先生の方が実務経験もあって、自分はおもしろいと思います。
花澤:
特に2年生になったら実務経験のある先生と会うことがあります。企業出身の先生方が多いから。
伊藤:
あと、名だたる大学の先生から習えるということはありますよね。
花澤:
そして歴史、本校の90何年という歴史、やはり続いていることがすごいことだと思います。

就活について気になることはありますか?

松中:
1年生の皆さん、就職活動はもうしているのですか?今年来ている求人を見られますよね。何社くらいきているのですか?
花澤:
毎年200社くらい。1人5社は選べるわけだから。
松中:
花澤先生が「ばしっ」とご指導していただければ、何とかなりますよね(笑)
例えば求人票の見方のように、仕事を探すときのポイントはあるのですか?僕たちは就職経験者だから年休の見方とか福利厚生がどうだとか分かるけど、分からない人は分からないから、そこを教えてもらったらいいと思います。
小室:
書かれないとこと書くとこの差がある。
実際働くと業務内容とか、そんなのは
なかったとか、嘘というときもありますよね。
松中:
そういう見方も教えてもらえると
いいのかなと思っています。
舩越:
自分からいくのか、待ちなのか。
でもやはり自分から行った方がいいかと。
花澤先生が言ってくれるだろうと
待っているとダメです。
花澤:
小室君の場合は、年齢があったからね。それがものすごく僕の頭にありました。昼間の学生も30歳過ぎている学生がいるので、正直どうしようかと思うときもあります。小室君がタイミングよかったのは、電気工事士科の先生の後輩で、ある企業の社長が来られて同席した際、「たぶん今年電験取る学生で年齢が高い子がいるんですけど」と話したら、その社長が、じゃ1回会わせてくださいとなったんです。で、後はとんとんと話が進みました。
小室:
風力発電を中心に行っている九電工の関係会社でとりあえず、鹿児島、長崎、千葉 2,3ヵ月回って、最終的に小倉に方に風力発電を立てるとなって、そっちを見てもらわないといけないと言われています。
花澤:
彼が決まったから僕は安心している。次の一年生は昼間も30歳を過ぎている人が多いからね。
伊藤:
元気な人達はすぐ決まるだろうけど、様々な人がいるから大変ですね。就職した先輩方と話をしたりできればいいかと思いますね。不安が取り除けるかもしれません。
花澤:
先輩の事は企業の人事の方に名簿をもらって確認はしている。中堅の会社でも上にあがっている人もいるけど、大きい会社でもそういう人はいます。
みんな活躍しています。企業によってかなり評価が高い。最初は知識だけだけど、専門の職を選び、身に付けて実績をつけて、経験を積んで技術者になっていけば、きっと活躍できる。気持ちを強く持てるかだね。仕事を選ぶ時にしっかり考えて、就職してから違ったとか、嫌だなとか思わないように。自分でちゃんと選び、自分で考えて決めてほしい。
だからまず会社説明会にいって、週休二日制ですか?だけを聞くのではなく、もっと色々聞いた方がいい。
小室:
会社にお金を稼がせるために自分の技術が必要であればより勉強するし、資格がどうのこうのというより、会社にお金を渡せるようにするのが仕事だと思っています。
伊藤:
松中さんは企業の面接でどんな話をしたのですか?プライベートなことなど聞かれるのですか?趣味の話とか。
松中:
趣味の話はしてないですね。一次面接は福岡だったので、将来どういう仕事をしたいのか?将来の仕事とプライベートの夢は何か?などを聞かれました。
平田:
仕事としてじゃなくてプライベートの夢も語ってくれということですか?
松中:
人事部の方の考えがプライベートも充実してないと、仕事もできないという考え方の方でした。
一方で2次面接は緊張してしまって、がちがちで何も覚えていません。
人事部の人は説明会の方が大事と言っていました。説明会で姿勢などを見ているそうです。4月9日に支社で30人程度の説明会があって、その十日後に面接と筆記試験がありました。
花澤:
人事部の人と話をしたんだろ?
松中:
人事部の人が「たばこ吸う人」と呼びかけがあって手を上げると、ちょっとこいと言われて裏に着いた時、タバコを吸いながら色々お話ししました。
花澤:
私に言わせたらそこが一番大事。
松中:
花澤先生が説明会は大事だからちゃんとしていけよと言われましたが、それまでは説明会ってただ話を聞いて帰るだけだろうと思っていました。
花澤:
行ってさっと帰ってしまったら目立たない。だけど、その前に色々話したから、松中君話して良かったな、元気でよかったなと人事の人に印象を与えることができる。社長とか偉い人は松中君を初めて見るから、松中君の性格を知っているのはその下の課長とか直接話した人しかいない。 
そして、知識を持っていることが大事だね。自分の考え方を持っていると会話できるし、相手から見下されることはないからね。
松中:
それは面接にも言えますよね。面接はがちがちに
緊張して、気づいたら終わっていました。
小室:
時間的にはどのくらいありましたか?
平田:
対面ですか、それともグループですか?
松中:
時間は1時間ぐらいかな。九州支社長と人事部長
とぼくの2対1で2回しました。後半は普通の
会話になってました。
花澤:
あがってしまって、何言っているかわからなく
なるから、フレンドリーな会話形式になっている。
最近は公式的なやつはやらないことも多いようで、覚えたことをそのまま言うと、お決まりの言葉をありがとうと言われてしまったりする。
松中:
あっち(企業)としても決まったこと言われても困るからでしょうね。
舩越:
皆さん趣味はありますか?
小室:
私は趣味ばかり。釣り、読書、自動車全般。昔はエンジンさわったり、スキーしたり、何でもやって、自分合ってないと思ったら直ぐ辞めます。続いたのは釣り、読書です。
松中:
花澤先生の趣味は何ですか。
花澤:
「めだか」です。最初は、嫁さんが鹿児島から10匹400円くらいで買ってきて、そこから200匹に増えました。奥さんに怒られています(笑)ぼくが飼っている「ひめだか」はポピュラーなやつです。後はウォーキング。毎日歩いて健康維持をしています。
松中:
私は金を貯めることですね。趣味がないので、見つけようと思っています。
舩越:
病気してそれから、家族で一緒にウォーキングしています。以前、自分は田舎でずっと山登りとかキャンプとかしてきたから、みんなウォーキングやジョギングとか何でわざわざするのかなと思っていました。山登りも目標持ってやると楽しいだろうね。だいたい40歳過ぎたあたりから覚えたものは、はまりやすいって言うね。
伊藤:
好きなのは車で遠くの温泉まで行くこと。前の日から走っていって、温泉に入って帰るのが好きです。誰かと行くのも楽しいけど、一人も楽しいですね。温泉には、もう30ヵ所くらい行っています。九州に来てから、福岡、佐賀、大分、長崎と、長崎は川棚温泉に行きました。
浦岡:
長崎出身なので、海が近いから海釣りをよくします。またお酒を飲むのも好きで、伊藤さんとかに連れて行ってもらっています。
平田:
私は読書です。大学の経済を学びたいと思ったこともあったので、自分にご褒美と思って経済の本を買いました。はまってしまってずっと読んでいます。

在学中や卒業後、目指している資格を教えてください。

舩越:
目指している資格とかはありますか?小室さんは電験を目指しているからね。他の方はありますか?
松中:
電験は仕事として必要なら取ります。
花澤:
松中くんの場合は施工管理だから、電験はなくてもいいけど、施工管理の技士の1級とかが将来必要だね。
松中:
その時は聞きに来てもいいですかね?
花澤:
その時は、私はいないと思うけど。
伊藤:
来年は電験ですし、実際に取れる資格はとれるだけとりたいです。就職はどこでも海外でも行ってもいいと思っています。
浦岡:
電験を2科目とったので、来年残りを取りたいです。小室さんにも聞いてみると働きだしたら忙しいと言われたし、色んな資格を取ったほうが将来的にもいいと言われたので卒業までに取るようにしたいです。
平田:
入る前から独学で電験三種の1科目を持っていたけど、在校中のプランが崩れたので、厳しくなったけど電気主任技術者目指して頑張ろうかなと思っています。
舩越:
有効期限はあるの?
平田:
3年です。科目期限は切れました。
花澤:
夜間の卒業生が空港で仕事をしているんだけど、資格をもっていることで、資格の手当が毎月つくから広く資格を取っていてよかったと言っている。受験料はかかるけど、取れば自分にかえってくるから学校にいる間に取ってほしい。いくつもできないという人もいるけれども何か一つでも是非取ってもらいたい。毎月の資格手当が30年、40年となると大きいと思うので、是非チャレンジしてほしい。
また、電験電験とこだわらないでほしい。決して取らなくていいと言うわけでなく。それにはまってしまうと他に目が行かなくなってしまう。幅広く視野を広げてもらって、自分の将来にあった資格を目指してほしい。松中くんは途中で電験はやめてしまったけど、必要なものは取っているから、後は会社に入ってから仕事で必要なものを取っていけばいい。でも実際、施工管理技士とかは仕事しながら取るのは難しいんだけどね。
伊藤:
勉強したいと思っている人はいっぱいいると思う。そう思った人が学校にくるんですね。
舩越:
何かあったときに資格が目安になって、優位になる。何か持っていればきっと役に立つ。電気と機械がまじったような大きい資格、また小さい資格もある。勉強しないでいいことはないと思う、死ぬまで、いや定年まで。

※内容は抜粋して掲載しています。

座談会を通じて
いろんな話が飛び交い、「なぜ再進学先として本校を選んだのか」「なぜまた、学び直そうと思ったのか」目指す資格や2年生の就活実話と学びと仕事のつながりなど、有意義で皆さんのまじめさを改めて感じられた会でした。
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